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さらなる可能性を追求した3ウェイ・スピーカーシステム

Kiso Acousticのスピーカーシステム HB-1 / HB-X1は、小さなボディからは想像できない雄大なスケールのサウンドで、多くのオーディオファイルの心を掴んできました。そのサウンドを継承する初めてのフロアスタンディング機 Kiso Acoustic HB-G1は、あるドライバーとの出会いから生まれました。それは、Scan-Speak製の広帯域なベリリウム振動板トゥイーターです。ハイエンドといわれるスピーカーシステムにはScan-Speak製のドライバーが数多く採用されていますが、Kiso Acoustic HB-G1で採用した99%ピュアベリリウムのドーム型トゥイーターは素材の内部損失が大きく、金属製トゥイーターにありがちがちな固有の共振によるピーキーさがありません。しかも、音の伝達速度がチタン、ジュラルミンの約2倍と非常に速く、トランジェント特性に優れており、まさに理想的な1インチ口径トゥイーターなのです。 中低音域を受け持つのは、Kiso Acoustic HB-1 / HB-X1と同じPeerless製の10㎝口径ウーファーです。広帯域なベリリウム振動板トゥイーター、10cm口径ウーファー共にキソアコースティック独自のチューニングが施されています。そして高峰楽器製作所のクラフトマンが、マホガニー単板から熟練の技で製作する木の響きを生かしたエンクロージャーは、音だけでなくその外観も芸術的な美しさを誇ります。

さらに今回、ベリリウム・トゥイーターのトランジェントの良さに見合う最低音域を受け持つベースシステムを新開発しました。このベースシステムは同じくPeerless製の10㎝口径ウーファーを4基搭載し、2層構造のカーボンスチール製・密閉型エンクロージャーとしています。 エンクロージャーは当社「-Shizuka-」ブランドのオーディオボードと同じ素材で、板厚からは想像できないような高い制振性を有しており、コンパクトサイズでありながらも低音再生に必要な内容積を確保しました。また、エンクロージャー内の定在波の影響を抑えるために、背面形状にも工夫が凝らされています。同一のドライバーを採用することにより、ベースシステムが受け持つ最低音域からトゥイーターに至る帯域まで音質の均一性が理想的に確保され、小口径ならではの小気味の良い低音は大口径ウーファーでは成しえない機敏で明瞭な低音という魅力を獲得しました。 独ムンドルフ社製の最高級パーツを惜しげもなく使用したクロスオーバー回路は、磁気や振動による影響から逃れるため、あえて別筐体としました。これによって理想的なパーツ配置が可能となり、目の覚めるような鮮度の高いサウンドを実現しています。HB-G1は、オーディオの新たな境地へ誘ってくれるに違いありません。

HB-G1/ ペア

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形式

ウーファー

トゥイーター

定格インピーダンス

定格感度レベル

クロスオーバー周波数

スピーカー最大外形寸法(mm)

スピーカー質量(1台)

クロスオーバーネットワーク最大外形寸法(mm)

クロスオーバーネットワーク質量 (1台)

:3way-6speaker  (バスレフ+密閉)

:10cmコーン型

:26mmベリリウムドーム型

:4Ω

:86dB/W/m

:120Hz、5,000Hz

:H980×W350×D490

:33.5kg

:H226×W200×D342

:7.4kg

※アコースティック楽器の独特な構造をもつHB-X1のキャビネットは高峰楽器製作所によって材料、加工、仕上げを行っております。楽器に使用されている板材は無垢の材料であるため、通常の製品と比べて環境に対して敏感です。変形や割れなどを防ぐため、設置環境につきましては、湿度の極端に低いところや高いところ、温度の高い場所は避けていただくようご留意願います。また無垢材ならではの個性や質感を活かした設計であるため、色調や木目感につきましては、製品1台ごとに異なります。

※受注生産商品につきまして

スピーカーシステムHB-1と同様に、キャビネットをハワイアンコア材、メイプル材で製作することができます。また、センター用スピーカー(1台)の製作も可能です。受注生産商品につきましては、製作に時間がかかる場合がございます。納期・価格につきましては、販売店にご確認ください。

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